2011-01-01から1年間の記事一覧

百科事典的な庭

「ルネサンス時代に流行った百科事典的な庭というのなら見たことがある。これはフランセス・イエイツの『薔薇十字の覚醒 隠されたヨーロッパ精神史』に断片的に出てくるし、平井さんの編集で発表された『ミクロコスモス』第一集の「百科全書的空間としてのル…

超レア

ミクロコスモス 初期近代精神史研究 第1集作者: 平井浩出版社/メーカー: 月曜社発売日: 2010/02/25メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 17人 クリック: 658回この商品を含むブログ (34件) を見るほんとうに超レアとなり、もう街頭の本屋にはほとんど出回…

ルドルフ2世と錬金術

僕もオズワルド・クロルについての論文を寄稿した890頁を越す超豪華な論集『ルドルフ2世と錬金術』"Alchemie a Rudolf II." (Praha: Artefactum, 2011) が到着しました。巻末の英語による全体サマリーを除いては、ほぼ全編チェコ語です。

建築と記憶術

ついに、桑木野君の待望の著作が到着しました!カラー図版入りのゴージャスな一冊です。

「慶賀すべき快挙」

松山壽一氏による「「ミクロコスモス」の再現としての精神史研究」 『モルフォロギア』 第32号 (2010年)、154-158頁から:「慶賀すべき快挙である… 今回の取り組みがいかに意欲的で先駆的で多面的なものであったかを窺い知ることができるであろう。」

『モルフォロギア』

雑誌『モルフォロギア』の創刊号から2006年までは以下のサイトで自由に誰でも閲覧できるようです。 http://bit.ly/f5dNXN

「歴史学本来の面白さ」

書評:坂本邦暢 「平井浩編『ミクロコスモス』」 第37巻 (2010年) 201-203頁。「専門分野や予備知識の有無に左右されない魅力を本書が備えている…。その魅力とは今とは違う過去の世界を垣間見させることで私たちの人生を豊かで複眼的なものにするという歴史…

書評

雑誌『モルフォロギア』と『化学史研究』に『ミクロコスモス』の書評が出たようです。何とか入手したいと思っています。

「まるで『ダ・ヴィンチ・コード』のようなエキサイティングな世界」

「初期近代(14-18世紀)の精神史という未曽有の沃野を。アカデミックな研究論文集にもかかわらず、まるで『ダ・ヴィンチ・コード』のようなエキサイティングな世界が描かれており、いやがうえにも好奇心を掻き立てる。」http://d.hatena.ne.jp/HODGE/201012…